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2025/05
「秋山草堂・映画の部屋」は、映画作品に関する秋山の極私的感想のコーナーです。
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連続した作品なので纏めて感想を。
第二次世界大戦前の日本や満州を舞台にした群像劇だが、主人公と言える人間がおらず、登場人物の誰にも物語的結末が用意されていない。
重要かと思われた人物も特に理由もなく物語から姿を消していく。
登場人物たちも登場しなかった人物たちも全て、目の前に迫った泥沼の戦争に呑み込まれていく事を暗示して終わるのだ。
上手く纏まった結末など戦争の前では無意味だという事だろうか。
この映画の主人公は戦争そのものだという事なのかも知れない。
戦争の怖さ、虚しさ、それは良く伝わる。
しかし映画としてはいささか退屈だった。
登場人物たちはどれもキャラが立っていて面白かったが。

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相変わらずキャラクターに魅力がない。
ましてや、誰もが知っている“然るべき結末”へ向かって事件を並べただけで、全く面白くない。
オビワンもアナキンもヨーダもパルパティーンも死なない事を知っているし、パドメも双子を産むまでは死なない事を知っているので、キャラクターがピンチになっても対決しても全くハラハラしない。
それにその“然るべき結末”もドラマとしての結末には全くなっていない。
あくまで、エピソード4に繋がる序章としての役割しかないのだ。
逆に言えば、スターウォーズシリーズについて全く知らない人が、エピソード1から順番にエピソード6まで見たとしたら、この作品もそれほど悪くないのかも知れない。

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1作目と同じく面白い。
タコ怪人になる科学者のオッサンは良い味出してた。
彼のキャラがもうちょっと描き込まれていたら良かったと思うが、今回の話は主人公のヒーローとしての葛藤が本筋だから仕方ないか。
電車のシーンはちと泣けた。

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面白い。
でも、それ以外の感想もあまり浮かばない。
キルスティン・ダンストはやっぱ微妙。
酷い不細工とは思わないが、男子の憧れの的で人気女優になる役は無理がありすぎる。

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長谷川和彦が映画を撮らないのは、日本の映画ファンにとって大きな不幸だ。
この初監督作品からして見事な出来で、暗く重い題材でありながら不快感は微塵もなく何処か清々しく心に残る作品になっている。
水谷豊も原田美枝子も素晴らしい演技と存在感だが、特筆すべきは水谷豊の母親役の市原悦子だろう。
男にとっての母親と言う存在のネガティブな面を凝縮したような役で、見ていて恐ろしくなってくる程の熱演だ。
DVDの映像特典では長谷川和彦のインタビューも入っているが、これも本編並みに面白い。

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