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一匹狼の宇宙海賊コブラ。
謎の三姉妹の秘密を巡って、海賊ギルドとの戦いが始まる……。
説明不要な寺沢武一原作のコミックの劇場アニメ化。
ちゃんと見たのは今回が初めてなのだが、予想以上に面白かった。
原作のエピソードを使いながら、全くオリジナルのストーリーに上手く纏めてあって最後まで飽きさせない。
映像的にも原作のイメージを更に膨らませる工夫が見られ非常に魅力的だ。
そして、主人公コブラを演じた松崎しげるの声が非常に良かった。
穿った見方をされる方がおられるといけないので最初に言っておくが、これは皮肉でも何でもなく本当に良かったのだ。
コブラの声と言えば、後のテレビ版「スペースコブラ」での野沢那智を思い浮かべられる方も多いと思うが、個人的には野沢コブラは余り好きじゃない。
シリアスな二枚目(アラン・ドロン等)や狂気を含んだインテリ(クリストファー・ウォーケン等)、もしくは饒舌な三枚目(「悟空の大冒険」の三蔵法師や「スターウォーズ」のC-3PO等)での野沢那智は大好きなのだが、二枚目半のタフガイ役(コブラや「ダイハード」のブルース・ウィリス等)は演技過剰な所が鼻についてクドく感じてしまうのだ。
松崎コブラは、演技力では野沢コブラには敵わないが、コブラのイメージにあった声質と軽妙な演技、それに野沢コブラにはないコブラの人間的な魅力も引き出していて、とても魅力的だった。
謎の三姉妹の秘密を巡って、海賊ギルドとの戦いが始まる……。
説明不要な寺沢武一原作のコミックの劇場アニメ化。
ちゃんと見たのは今回が初めてなのだが、予想以上に面白かった。
原作のエピソードを使いながら、全くオリジナルのストーリーに上手く纏めてあって最後まで飽きさせない。
映像的にも原作のイメージを更に膨らませる工夫が見られ非常に魅力的だ。
そして、主人公コブラを演じた松崎しげるの声が非常に良かった。
穿った見方をされる方がおられるといけないので最初に言っておくが、これは皮肉でも何でもなく本当に良かったのだ。
コブラの声と言えば、後のテレビ版「スペースコブラ」での野沢那智を思い浮かべられる方も多いと思うが、個人的には野沢コブラは余り好きじゃない。
シリアスな二枚目(アラン・ドロン等)や狂気を含んだインテリ(クリストファー・ウォーケン等)、もしくは饒舌な三枚目(「悟空の大冒険」の三蔵法師や「スターウォーズ」のC-3PO等)での野沢那智は大好きなのだが、二枚目半のタフガイ役(コブラや「ダイハード」のブルース・ウィリス等)は演技過剰な所が鼻についてクドく感じてしまうのだ。
松崎コブラは、演技力では野沢コブラには敵わないが、コブラのイメージにあった声質と軽妙な演技、それに野沢コブラにはないコブラの人間的な魅力も引き出していて、とても魅力的だった。
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自衛隊で行われた特殊実験の失敗で、一部隊が戦国時代にタイムスリップしてしまった。
その影響で現代に異変が起こり始める。
現代の消滅を防ぐ為、過去にスリップしてしまった部隊を追って、二度目のタイムスリップが行われた。
果たして主人公達は現代の消滅を防ぐ事が出来るのだろうか。
……とまあ、こんな感じの導入部なんですが。
とりあえず、全体的に薄っぺらいです。こだわりという物が感じられません。
ミリタリー関係のこだわりが私には読み取れないせいかもしれませんが、中途半端なアニメ風の設定や台詞が邪魔して硬派な格好良さというのも全く感じられません。
平和ボケしている日本人を表現したかったのだろうとは思いますが、作戦中の自衛隊員たちの警戒心・緊張感の無さには呆れてしまいます。おまえら、それでもプロか。
そんな頼りない現代人が本物の刀を片手で軽々しく構えるのにはガッカリしました。
本物の刀の重さに戸惑う描写なんかを何で入れないのか。
時代劇と時間物なめてんじゃないよ。
そんな踏み込みの十歩ぐらい足りない描写&展開の連続で、日光江戸村のアトラクションなら笑って済ませるレベルの作品になっています。
ラストでにゃんまげでも出てきてくれれば、評価が上がったかもしれません。
なんで半村良の原作を使わずに改悪したのか分かりません。
これなら、志茂田景樹の「戦国の長嶋巨人軍」を映画化した方が100倍面白かった様な気がします。
とりあえず、原作・福井晴敏と監督・手塚昌明は、「クレヨンしんちゃん/嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」でも見て反省して欲しいです。
その影響で現代に異変が起こり始める。
現代の消滅を防ぐ為、過去にスリップしてしまった部隊を追って、二度目のタイムスリップが行われた。
果たして主人公達は現代の消滅を防ぐ事が出来るのだろうか。
……とまあ、こんな感じの導入部なんですが。
とりあえず、全体的に薄っぺらいです。こだわりという物が感じられません。
ミリタリー関係のこだわりが私には読み取れないせいかもしれませんが、中途半端なアニメ風の設定や台詞が邪魔して硬派な格好良さというのも全く感じられません。
平和ボケしている日本人を表現したかったのだろうとは思いますが、作戦中の自衛隊員たちの警戒心・緊張感の無さには呆れてしまいます。おまえら、それでもプロか。
そんな頼りない現代人が本物の刀を片手で軽々しく構えるのにはガッカリしました。
本物の刀の重さに戸惑う描写なんかを何で入れないのか。
時代劇と時間物なめてんじゃないよ。
そんな踏み込みの十歩ぐらい足りない描写&展開の連続で、日光江戸村のアトラクションなら笑って済ませるレベルの作品になっています。
ラストでにゃんまげでも出てきてくれれば、評価が上がったかもしれません。
なんで半村良の原作を使わずに改悪したのか分かりません。
これなら、志茂田景樹の「戦国の長嶋巨人軍」を映画化した方が100倍面白かった様な気がします。
とりあえず、原作・福井晴敏と監督・手塚昌明は、「クレヨンしんちゃん/嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」でも見て反省して欲しいです。
バットマン誕生秘話。バットマンエピソード1。
そんな感じの話。
ティム・バートンの作品から始まるシリーズとは、一線を画した新しい雰囲気。
何というか、面白かったような気はするが、あまり書く事が見つからない。
と言う事は無茶苦茶面白かったと言うほどでは無かった様だ。
キャストは豪華。
マイケル・ケインは大好きだし今回も良かったけど、アルフレッド役はマイケル・ガフの方が好みだ。
スケアクロウ役のキリアン・マーフィは、初めて見たけど外人さんには珍しい表情をするなかなか印象的な俳優さんだ。
名前を覚えておこう。
渡辺謙は正直どうでもいい役だ。
て言うか、ああいう役はマコにやらせればいいのに。
俺たちはケンよりマコが見たいのヨ。
そんな感じの話。
ティム・バートンの作品から始まるシリーズとは、一線を画した新しい雰囲気。
何というか、面白かったような気はするが、あまり書く事が見つからない。
と言う事は無茶苦茶面白かったと言うほどでは無かった様だ。
キャストは豪華。
マイケル・ケインは大好きだし今回も良かったけど、アルフレッド役はマイケル・ガフの方が好みだ。
スケアクロウ役のキリアン・マーフィは、初めて見たけど外人さんには珍しい表情をするなかなか印象的な俳優さんだ。
名前を覚えておこう。
渡辺謙は正直どうでもいい役だ。
て言うか、ああいう役はマコにやらせればいいのに。
俺たちはケンよりマコが見たいのヨ。
画期的なビジネスのアイデアを考えついた主人公。彼に近づく謎の大富豪の正体は?
詐欺師物。所謂コンゲームである。
であるが、この映画の主人公はカモられる側、つまり詐欺の被害者の方だ。
感情移入するべき主人公を詐欺の被害者側に設定するのは、逆(詐欺の加害者が主人公)の場合より難しいのではないだろうか。
詐欺に引っかかる展開は、ヘタすれば主人公が間抜けに見えてしまう恐れがあるからだ。
間抜けな主人公が危機に陥っても、観客は自業自得と感じ心配してくれないだろう。
この映画でも、主人公が間抜けに見える箇所が何度もある。
しかし、主人公を素直で好感の持てる人間に描く事で、感情移入できないという事態をなんとか回避している。
コンゲーム物としては、人死にが出る分スマートさに欠けるが、それなりには楽しめた。
詐欺師物。所謂コンゲームである。
であるが、この映画の主人公はカモられる側、つまり詐欺の被害者の方だ。
感情移入するべき主人公を詐欺の被害者側に設定するのは、逆(詐欺の加害者が主人公)の場合より難しいのではないだろうか。
詐欺に引っかかる展開は、ヘタすれば主人公が間抜けに見えてしまう恐れがあるからだ。
間抜けな主人公が危機に陥っても、観客は自業自得と感じ心配してくれないだろう。
この映画でも、主人公が間抜けに見える箇所が何度もある。
しかし、主人公を素直で好感の持てる人間に描く事で、感情移入できないという事態をなんとか回避している。
コンゲーム物としては、人死にが出る分スマートさに欠けるが、それなりには楽しめた。
世界各所に宇宙人の殺人マシーンが出現し大量虐殺を始め、主人公は子供達と逃げまどう。
ストーリーは簡単に言えばこれだけ。
破壊シーンの迫力、殺人マシーンの程良い巨大感と禍々しい美しさ。
大量の人の死を描き出す視線の非情さ。
非常に魅力的なビジュアルが次々と展開し、映像の迫力は申し分ない。
この辺り、さすがスピルバーグと唸らされる。
賛否両論のストーリーも私は非常に楽しめた。
これは、子供にあまり信頼されていないダメな父親が、絶望的な非常事態に、ただひたすら子供を守ろうとする姿を描いたストーリーだ。
だから、主人公である父親は子供を守るためなら、自己中心的にもなるしモラルに反する行動もとる。
そこを読み取れないで主人公にヒロイックな面を求めてしまうと、「ただ逃げまどってるだけ」とか「助けてくれた人にあんなことをするなんて酷い」とか言う勘違いした批評が出てくるのだ。
個人的には、ひたすら子供を守ろうとする姿は充分ヒロイックだと思ったが。
今まで、スピルバーグはごく初期の作品を除いてあまり好みに合わないと感じていたが、この作品には満足できた。
ストーリーは簡単に言えばこれだけ。
破壊シーンの迫力、殺人マシーンの程良い巨大感と禍々しい美しさ。
大量の人の死を描き出す視線の非情さ。
非常に魅力的なビジュアルが次々と展開し、映像の迫力は申し分ない。
この辺り、さすがスピルバーグと唸らされる。
賛否両論のストーリーも私は非常に楽しめた。
これは、子供にあまり信頼されていないダメな父親が、絶望的な非常事態に、ただひたすら子供を守ろうとする姿を描いたストーリーだ。
だから、主人公である父親は子供を守るためなら、自己中心的にもなるしモラルに反する行動もとる。
そこを読み取れないで主人公にヒロイックな面を求めてしまうと、「ただ逃げまどってるだけ」とか「助けてくれた人にあんなことをするなんて酷い」とか言う勘違いした批評が出てくるのだ。
個人的には、ひたすら子供を守ろうとする姿は充分ヒロイックだと思ったが。
今まで、スピルバーグはごく初期の作品を除いてあまり好みに合わないと感じていたが、この作品には満足できた。