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2024/05
「秋山草堂・映画の部屋」は、映画作品に関する秋山の極私的感想のコーナーです。
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画期的なビジネスのアイデアを考えついた主人公。彼に近づく謎の大富豪の正体は?

詐欺師物。所謂コンゲームである。
であるが、この映画の主人公はカモられる側、つまり詐欺の被害者の方だ。
感情移入するべき主人公を詐欺の被害者側に設定するのは、逆(詐欺の加害者が主人公)の場合より難しいのではないだろうか。
詐欺に引っかかる展開は、ヘタすれば主人公が間抜けに見えてしまう恐れがあるからだ。
間抜けな主人公が危機に陥っても、観客は自業自得と感じ心配してくれないだろう。
この映画でも、主人公が間抜けに見える箇所が何度もある。
しかし、主人公を素直で好感の持てる人間に描く事で、感情移入できないという事態をなんとか回避している。

コンゲーム物としては、人死にが出る分スマートさに欠けるが、それなりには楽しめた。

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