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2025/05
「秋山草堂・映画の部屋」は、映画作品に関する秋山の極私的感想のコーナーです。
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主人公の元・米軍大佐率いるグループが、核ミサイル基地を占拠した。米政府に対する要求は、1000万ドルの現金とベトナム戦争に関する機密文書の公開だった……。

男臭いポリティカルサスペンス。
雰囲気は良いが、ミサイル基地の警備が貧弱すぎたり、主人公の計画が行き当たりばったりなので見ていて少し醒めてしまう。
問題の機密文書の内容も、“アメリカ政府は、国力を誇示するために必然性のない戦争をしている”といった、今では誰でも知っているような内容なので、あまりインパクトはない。
アメリカ(もしくは国家)というものは国民に対して不誠実で、それは今後も変わらないだろう、と言うこの映画のメッセージは、30年近く経った今でも切実に感じる事は出来るが。

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主人公は子供の頃から一時的に記憶を無くす事があり、親や医者の薦めで日記を付ける様になる。
やがて大人になったある時、その日記を使って過去に戻り歴史を変える事が出来る様になるのだが、やり直したい過去を修正すれば別の事に悪影響を及ぼし“こちらを立てればあちらが立たず”で、何度も過去をやり直す……というお話。

そこそこ纏まっていて悪くはないけど、あまり新味が無い。
この手の話が初めての人には結構面白いのかも知れないが、捻りが足りず満足感はあまり感じられなかった。
あと、コメディ要素がないにもかかわらず、過去を変えた結果が極端なものばかりなのは少しバランスを欠いてる様に感じられた。

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連続した作品なので纏めて感想を。
第二次世界大戦前の日本や満州を舞台にした群像劇だが、主人公と言える人間がおらず、登場人物の誰にも物語的結末が用意されていない。
重要かと思われた人物も特に理由もなく物語から姿を消していく。
登場人物たちも登場しなかった人物たちも全て、目の前に迫った泥沼の戦争に呑み込まれていく事を暗示して終わるのだ。
上手く纏まった結末など戦争の前では無意味だという事だろうか。
この映画の主人公は戦争そのものだという事なのかも知れない。
戦争の怖さ、虚しさ、それは良く伝わる。
しかし映画としてはいささか退屈だった。
登場人物たちはどれもキャラが立っていて面白かったが。

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清純やりたい放題(笑)。
浦沢の元の脚本はもっと面白そうだけど、清純は面白くしようなんて事はあまり考えて無さそうなので、こういうものだと受け取るしかないか。
チャン・ツィイーも可愛いが薬師丸ひろ子も相変わらず可愛い。
高橋元太郎は良い声だなぁ。

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「もののけ姫」「千と千尋〜」がつまらなかったので全く期待せずに見たのが良かったのか、結構楽しめた。
前二作にあった生真面目なテーマ性が薄れ、素直なお伽話に作ってある所も良い点だし、何より主人公が老婆なのが良い(元は若い娘だが)。
倍賞千恵子の声は違和感が無くて良かったが、やはりキムタクはいつものキムタクだった。

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