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2024/05
「秋山草堂・映画の部屋」は、映画作品に関する秋山の極私的感想のコーナーです。
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トゥーン・シェーディングと小林愛が好きだ。
だからそれなりに楽しめるだろうと思ってこの映画を見た。
実際、トゥーンシェーディングのキャラクターが活躍するアクションシーンでは何度か目を引くシーンもあったし、小林愛の声も相変わらず色気があって魅力的だった。
にも関わらず、この映画がひどく退屈だったのは、「実はこうだった、ああだった」と後付けの謎解きで積み重ねられる設定固めのストーリーと、リアル系の3DCGのシーンが思ってたより多かった事。
そして、トゥーンシェーディングのキャラには、映像としては魅力があっても90分間のドラマを引っ張れるだけの演技力が無いという事だ。

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