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リチャード・マシスン(マチスン)原作の小説「I am legend」(邦題は「吸血鬼」やら「地球最後の男」やら)の最初の映画化。
こないだのウィル・スミス主演の「アイ・アム・レジェンド」と同じ原作で、先駆ける事40年ほど前に作られた作品な訳です。
ロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」に影響を与えたとか、基本、傑作という扱いで紹介される事の多いこの作品ですが、果たして出来は……うーむ。
今の視点で見て古臭いのは仕方ないにしても、当時としてもかなり古臭かっただろうと思える野暮ったい演出。
その上、主人公の一人語り的な物語の構造上、心理描写の稚拙さは致命的。
プロットの面白さはあれど、それはマシスンの原作が素晴らしいからであって、むしろ出来の良い原作と比べると、プロットの良さを全く活かせていない凡庸な映画化と感じてしまう。
この作品が満足できない出来だったので、「オメガマン」(2度目の映画化作品)と「アイ・アム・レジェンド」(3度目の映画化作品)が妙に見たくなってきた。
どちらも満足させてくれそうにないけど。
こないだのウィル・スミス主演の「アイ・アム・レジェンド」と同じ原作で、先駆ける事40年ほど前に作られた作品な訳です。
ロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」に影響を与えたとか、基本、傑作という扱いで紹介される事の多いこの作品ですが、果たして出来は……うーむ。
今の視点で見て古臭いのは仕方ないにしても、当時としてもかなり古臭かっただろうと思える野暮ったい演出。
その上、主人公の一人語り的な物語の構造上、心理描写の稚拙さは致命的。
プロットの面白さはあれど、それはマシスンの原作が素晴らしいからであって、むしろ出来の良い原作と比べると、プロットの良さを全く活かせていない凡庸な映画化と感じてしまう。
この作品が満足できない出来だったので、「オメガマン」(2度目の映画化作品)と「アイ・アム・レジェンド」(3度目の映画化作品)が妙に見たくなってきた。
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