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2024/05
「秋山草堂・映画の部屋」は、映画作品に関する秋山の極私的感想のコーナーです。
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9万人の観客で超満員のアメフトのスタジアムに、狙撃犯が潜入。
警察&SWAT対犯人の息詰まる攻防戦が描かれ……ません。

警察が犯人に気付くのが中盤を過ぎてから。
なら、それまで何を描いていたかと言えば、試合を見に来た観客達の人間模様だったりするわけで、要はサスペンスのプロットをパニック映画の手法で描こうとした様なんですよ。
それだけ聞くと面白そうなんですが、登場人物がどいつもこいつもいけ好かないヤツか無個性なヤツしかいないもんだから、「こいつらがどうなろうと知ったこっちゃ無い」としか思えなくて、クライマックスに狙撃犯の犠牲になる一般人達が、薄っぺらいメロドラマを背負わされてたりするのを見ても、笑いしか出てこないわけです。

おまけに、犯人側の狙撃はほぼ百発百中なのに対し、SWAT側は為す術もなく次々撃たれて、被害を広げるばかり。
プロフェッショナルなはずの人物がマヌケだと、ホントにガッカリしてしまいます。

それに、実際パニックになるのはラスト10分ほどで、パニック映画としても成立していません。

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