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2024/05
「秋山草堂・映画の部屋」は、映画作品に関する秋山の極私的感想のコーナーです。
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続き物なので、まとめて感想を。
とにかくその迫力に圧倒される。
戦争という極限状態でも、人間としての良心を貫こうとする主人公・梶。
しかし、それは決して酬われることはなく踏みにじられ続ける。
絶望的な状況の中で、希望を信じ続けることだけが人間の尊厳を失わない方法だと言うことか。
主人公役の仲代達也が素晴らしい。
彼じゃなかったら、ここまでの傑作にならなかったかも知れない。
総上映時間9時間以上、全く退屈せずに観ることが出来た。

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